2011年12月28日水曜日

@三尾

27日はベースのカマちゃんと再び和歌山、日の岬へ。
ここ二日程は時化の為休船となっていたそうだが
今日はとりあえず船は出るとのこと。

 三尾から田辺方面を写す

朝のうちは日の岬の先端は予想以上にウネリが残り、
風も覚悟していた以上に強く、寒い....。
船頭さんに浅いとこか沖かどっちがええ?
と聞かれとっさに「浅いとこ行きます。」
と答えたが 、上げてくれたのは足場は高く周りはハエ根
やゴロタ岩が多い磯。
しかも....、
「底見えとるやんけ!?」
磯の周囲ほぼ、底丸見えである。
「なに釣れっちゅうねん....?」

岬の先端より漁港に近いので、ウネリは無いが
強風、たまに暴風である。
仕掛けも思うように操作出来ず、イライラしてすぐに
高場に上がり「昼寝」モードに切り替えるも
風が冷たく、寝る事も出来ない。

カマちゃんはというと....
暴風に耐えながらとなりの磯との間の水道を
攻めていた。
「やっぱり釣る人は違うな。」と寝転がって
後ろから見てると、急に竿が曲がった。
「やっぱり違うわ....」
結構な曲がり方で良型の気配。
取り込んだのは40センチあるかないか?くらいのグレ。

こんな、浅いとこで釣れるんや〜!?
さすが会長、ここで自分のテンションも上がるが
マジで海に落ちる?くらいの飛ばされそうな風で
あっという間に意気消沈....orz

しかし、
ほどなく、船頭さんが様子見に
船頭:「風きついやろ、沖凪いできたから替わるけ?」
おれ:「かわる〜〜〜〜!(半泣き)」

カマちゃんに確認もせず、ダッシュで道具をまとめ船へ。
なかば強引にカマちゃんも連行。

渡してくれたのは"オシカケ"と呼ばれる磯
相変わらず風は強いがさっきの浅い磯よりは釣りやすそうで
俄然やる気に。

....なんとかボ〜ズは逃れましたが、やる気が空回りしたのか
二人とも思っていた釣果や釣り方に及ばず、悔いが残ったが
まぁそれが釣りの良いところ、

沢山釣れたら、嬉しくてまた行きたくなり。
釣れなければ、悔しくてまた行きたくなる。
のである。

あとでわかったのが、最初に上げてくれた底丸見えの磯は
"ウス"というところで、最近でも47センチ!という
中紀ではビックリする様な大型のグレも上がってる、
非常に実績のある磯であった。

そういえば、樫野の"大谷の高場"も周りはとても浅いが
大型の実績が高いそうで"ウス"も寒の時期は特に
狙い目の磯なのかもしれない。

人は、見かけによらず。
磯も見かけによらず....。

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